改修工事のため、4月から休館していた田端文士村記念館が、11月から再開館しています。
再開初の企画展示はやっぱりこの人、田端のスター芥川龍之介(明治25.3.1~昭和2.7.24 小説家)です。
今回の企画展は、『古典的作品の再現者 芥川龍之介「宇治拾遺物語」から「千夜一夜物語」まで』展。
芥川には「羅生門」(大正4.1.1『帝国文学』)や「地獄変」(大正7.5.1~22 『大阪毎日新聞』)をはじめ、「かちかち山」や「桃太郎」(大正13.7.1『サンデー毎日』)などのお伽噺等、古典を材料にした小説が多数あります。
本展は『宇治拾遺物語集』から『千夜一夜物語』まで、和漢洋の古典に精通した芥川作品の魅力を、「古典の再現者」という視点から紹介する企画展です。
また、これまで雑誌未掲載とされていた「三つの指輪」の掲載雑誌が、当館研究員によって『體性』(第四巻第六號)であると特定された新発見も、見所となっています。
『古典的作品の再現者 芥川龍之介「宇治拾遺物語」から「千夜一夜物語」まで』展は2月12日まで。
田端文士村記念
東京都北区田端6-1-2(田端ASUKAタワー内)
☎0356855171 https://kitabunka.or.jp/tabata/
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は火・水曜) 祝日の翌日 年末年始
入館料 無料
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