只今、田端文士村記念館では「友情から生まれたもの 文士村の青春アンサンブル」展開催中です。
大正時代、田端には文壇で活躍する多くの文士たちが集いました。
中でも芥川龍之介や室生犀星を中心に集った若き文士たちは、互いに肩を寄せ合い、励まし合いながら創作活動に精をだしました。
菊池寛の『文藝春秋』、まだ無名であった堀辰雄や中野重治らの『驢馬』、室生犀星と萩原朔太郎による詩壇への反逆ともいえる『感情』などの新進気鋭の文芸雑誌も、ここ田端の地から、若き田端文士たちの友情を支えに発刊されていきました。
また本展では、芥川龍之介の全集未収録(新発見⁉)の俳句が書かれた、田端の料亭「天然自笑軒」での親睦会の様子を描いた画賛幅も展示されています。
若き文士たちの熱き交流の跡を追う「友情から生まれたもの 文士村の青春アンサンブル」展、会期は9月21日(日)まで。
田端文士村記念
東京都北区田端6-1-2(田端ASUKAタワー内)
☎0356855171 https://kitabunka.or.jp/tabata/
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は火・水曜) 祝日の翌日 年末年始
入館料 無料
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