文学のお散歩

東京近郊・近代文学を中心に作家・作品ゆかりの地をご紹介します。

かつ吉

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水道橋駅東口を出てすぐ、東京ドームシティの道を挟んで隣にあるとんかつの「かつ吉」。

     

ここはかつて川端康成(明治32.6.14~昭和47.4.16 小説家)と三島由紀夫(大正14.1.14~昭和45.11.25 小説家)の、文豪仲良しコンビが贔屓にしていたお店です。

     

店舗は地階。

     

黒光りした豚さんがお出迎え。

     

坪庭のようにしつらえられた趣のある玄関を入ると、

     

店内もやや薄暗く、古材を使った梁や調度品が趣のある重厚な雰囲気を醸し出しています。

     

棚には骨董品のお猪口がずらり!

     

呼び鈴にも古めかしい雰囲気。とてもビルの地下とは思えない佇まい。川端康成三島由紀夫が通ったというのも納得の空間です。

     

メニューも豊富でどれにしようか目移りしてしまいますが、今回は「ひれかつ」を注文してみました。

     

粗目のパン粉でさっくり揚がったボリュームのあるカツ。ほんのりピンクの揚げあがりです。カツは120、150、180gとありますが、こちらはいちばん少ない120g。でも女性にはこれで十分なボリューム感。

     

ご飯は白ご飯と紫蘇ご飯から選べて、紫蘇ご飯にしてみましたが、赤紫蘇ではなく爽やかな青紫蘇のご飯でした。ご飯、付け合わせのキャベツ、お漬物などはお代わりも自由です。

                      (川端康成)https://www.ndl.go.jp/portrait/img/portrait/6086_4.jpg

三島由紀夫はいつも後楽園ジムで体を鍛えたあと、「かつ吉」のお肉を食べて整えていたのだそうです。あの文豪らしからぬマッチョな体は、ジムとこちらのお肉でできていたんですねw。なんでも「かつ吉」のビフテキは、元はデミグラスソースだったのだそうですが、三島の提案で醤油ベースのソースになったのだそう。次は三島に倣ってステーキをいただいてみたいと思います。

三島由紀夫がノーベル文学賞受賞まであと一歩だったことが判明! - KAI-YOU.net

(三島由紀夫)

 

 

かつ吉 水道橋店

東京都文京区本郷1-4-1全水道会館ビルB1F

☎0338126268

https://katsukichi.owst.jp

営業時間 11:00~15:30 17:00~22:30(月~金曜日・祝前日)

     11:00~22:30 土曜日

     11:00~22:00 日曜日・祝日

定休日  年末12月30日ランチまで、年始1月3日から。

 

 

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また肖像画像は、国立国会図書館電子展示会「近代日本人の肖像」https://www.ndl.go.jp/portrait/より転載しています。