文学のお散歩

東京近郊・近代文学を中心に作家・作品ゆかりの地をご紹介します。

書店

教文館

僕等はいつか教文館の飾り窓の前へ通りかかつた。半ば硝子に雪のつもつた、電燈の明るい飾り窓の中にはタンクや毒瓦斯の写真版を始め、戦争ものが何冊も並んでゐた。僕等は腕を組んだまま、ちょつとこの飾り窓の前に立ち止まつた。 芥川龍之介(明治25.3.1~昭…

文豪クリームソーダ

「文豪クリームソーダ」 恒例となった丸善ジュンク堂書店の「文豪クリームソーダ」。 今年は「文豪ストレイドッグス」とコラボレーションでの開催です。 芥川龍之介の「羅生門」、中島敦の「山月記」、太宰治の「人間失格」をイメージしたクリームソーダが提…

南天堂書店

「南天堂書店」 文京区白山上にある書店です。 古くは1階が書店、2階が喫茶で、大杉栄(明治18.1.17~大正12.9.16 社会運動家・思想家)や伊藤野枝(明治28.1.21~大正12.9.16 女性解放運動家)らアナーキストらが集い「南天堂時代」とも称される一時代を築いてい…

このブログに掲載している著作物の書影・書誌データ等は、版元ドットコム・各出版社ホームページ・個別の問い合わせ等を経て、使用の許諾を確認しています。

また肖像画像は、国立国会図書館電子展示会「近代日本人の肖像」https://www.ndl.go.jp/portrait/より転載しています。